4.朝の会のプログラム

司会権限の確立のためにも、「朝の会「のしっかりしたプログラムの確立は欠かすことができない。一般に会のプログラムが一目でわかるような常設掲示がある学級は少ない。 私は1・○○ー○分とまで明示した大きめのプログラムをいつもよく見える位置に掲示してきた。朝の会にとことんこだわってきたからである。
 では朝の会のプログラムにはどんなものを用意すればいいのだろうか。
子ども達との合意でプログラムをつくることが大原則であるが、私は学級の初期には次のようなプログラムを実践してきた。

1・開会を宣言する活動・「おはようございます!ただいまより朝の会を始めます!」(司会)・開会宣言
2・仲間の無事な登校を讃え、欠席者の安否を確認する活動・「○○班、全員元気です!○○班、○○君が風で欠席です。○○さんが○○で遅刻です」等等(班長)・班コール・2分
3・日程を確認する活動・今日の日程の変更を連絡(前日に必ず教師と打ち合わせをしておく)(級長)・日程連絡1分
4・各班からの連絡活動・班の受け持っている仕事などの連絡・班連絡・(班長)2分
5・活動を認め励ます活動・朝の会の活動評価・今日大切なこと・時に時事話・(先生)5分
6・閉会を宣言する活動・以上で朝の会を終わります!今日も頑張りましょう!(司会)・閉会宣言

以上でちょうど10分である。しかし、最初からこのプログラムが10分できっちりできることは期待していない。限りなく10分に迫っていくように指導し励ますのである。プログラム5の教師の話は、何時何分に会が始まり、何分でここまで来たか、そんために司会や班長や級長がどんな努力をしたかを具体的に話し評価することから始める。例えば、「司会の、おはようございますの声がとてもさわやかで眠気が飛んで元気が出たようなきがする」「何班の班長は班員全員のことをよく知っていた。さすがは班長さんだ!」「昨日は先生が出張で打ち合わせができなかったんだが、級長さんは日程の変更をよくつかんでいたね、素晴らしい級長だ!さすがはみんなが選んだ級長さんだ!」 こうした評価を積み重ねることで、10分で可能になるのである。

さて、もう一度プログラムをよくみて欲しい。子ども達との合意で作ったプログラムではあるが、初期の段階だから、ここには私なりの思想性(願い)が入っているのである。2には、班員(仲間)の安否や動向に無関心な人間になって欲しくないという願い、3にはリーダーは学級集団の動きに敏感であったり責任を持たねばならないという意識を育てる願い、4には活発な班活動を育てるという願いが入っている。
話が長くなりすぎましたが、どうか自分の学級に合わせて一工夫してみてもらいたい。
次回は終わりの会のプログラムです。