共稼ぎ教師への応援歌
 全国に共稼ぎ教師の家庭は実数を調べたことはないが相当な数にのぼるであろう。私の知人にも共稼ぎ教師は多い。 ある意味、日本の教育は多くの共稼ぎ教師に支えられていると言っても過言ではないだろう。そこには共稼ぎをしないと家計の維持・子どもの教育が困難であるという 厳しくも悲しい実情がある。
 しかし、教師の共稼ぎを続けることはそんなに簡単なことではない。私も20数年来共稼ぎ教師を続けているので、その苦しみや喜 びがよくわかるのである。ここは共稼ぎ教師を応援するページです。
3・子育てと中学校
 かって私が勤務していた中学校は、女性教師の割合が圧倒的に少なかった。大体7対3か8対2ぐらいだった。学級担任をしている女 性教師は更に少なく皆無に近かった。女教師は使い物にならない等と公言する管理職さえいたほどだ。
 なぜこんないびつな形になっていたのか。理由は2つ考えられると思う。
ひとつは、女性教師は生徒指導上の問題などが発生しても、家庭や子育てで、時間外に亘ってまで対処することができにくいこと。二つ目は 中学校は勤務時間内に仕事が終了することは殆どなく、日常的に時間外まで勤務することが当たり前になっていることが挙げられる。こんな ふうだから小学校勤務の女性教師は中学校に異動することを拒否する傾向が強かったのだ。近年は県教委の方針もあって中学校勤務の女性 教師も増加の傾向にある。現在は6:4か5:5ぐらいであろうか。
 しかし、前述したような女性教師達の苦労は解消しているとはとても言えない。いや、むしろ犠牲的に時間外まで勤務することが多くなっ ている。その一つの証左に中学校勤務の女性教師で子育て真っ最中の女性教師がどれぐらいあるか調べてみるといい。私の勤務する学校には およそ20名ぐらいの女性教師がいるが、子育て真っ最中という女性教師は殆どいない。多くは新採用3年未満の若い独身教師か、年輩でも 独身、または結婚していても子どものいない教師が圧倒的に多いのである。依然として女性教師が子育てをしながら中学校に勤務すること、 学級担任をすることに困難な状況に変わりはないのである。県教委はこうした状況に眼をつぶり、数字上の女性教師だけの割合を増やしているので ある。私はかって女性教師が普通に時間内の勤務して普通に学級担任ができる学校を作ろうと努力し、実現したことがあるが、いろいろとなかなか困 難なことが多かった。
 しかし、こういう困難な状況の中でも、子育てをしながら、女性教師が普通に学級担任をできる学校はきっと全国にはいっぱいあるのだろ う。そういう学校を創っていきたいと思う!創っていかなければならない!
 なぜなら、そういう学校が中学生を育てるのに絶対必要だからだ!我が子の子育ての苦労を話してくれる女性教師や、乳の匂いのする女性 教師がどれだけ中学生に素敵な影響を与えるか計り知れないからだ。だから、私は共稼ぎ教師を応援する!共稼ぎのお母さん先生、あなたは 子ども達にも職場にも絶対必要な人、教師なのです。頑張って!頑張って!応援しています!