肌の体温
    心の温度・・・
               −Temperature of the skin Temperature of the heart ...−



           「アルっまた猫拾ってきたな?!」

       「だって可哀想だったんだよぉ!!」

      ・・セントラルの応接室から2人の声が響いた・・・。

      初めに聞こえた声はエドワード・エルリック。(今後エドに略)

      理由を述べているのは弟のアルフォンス・エルリック・・・。(今後アルに略)

      どうやら弟のアルがまた捨て猫を拾ってきたらしい・・・。

      兄であるエドが言うには責任がもてないなら拾うべきではないという。

      それを分かっていても可哀想で自分の身体(鎧)の中に入れて持ってかえって来てしまうらしい。

      「ったく・・・今回はどうすんだよ?」(エド)

       「・・・どうしよう・・?」(アル)

      その時応接室のドアが開いた・・・。

      「エド・アルゴメン!大佐どっかに逃げちゃったみたい★」

      部屋に入ってきたのはという少女。

      が言うには大佐ことロイ・マスタング大佐は仕事を放りだしてどっかに消えたらいし。

      「あんの無能大佐(怒)」(エド)

       「どうするの?大佐が居ないと書類が出せないよ?!」(アル)

      は苦笑いしながら大佐のいそうな場所を2・3箇所述べた・・・。

      「じゃぁ俺はあの無能大佐を探して書類出しとくからアルは猫の里親探ししとけよ?」(エド)

      それだけ言い残すとエドは目くじらを立て応接室から出て行った・・・。

      応接室にはアルと猫と聞いて目を輝かせるが残された・・・・。

      「アル、猫見せてvvv」(

      は大の猫好きで家にも3匹ほど猫を飼っていたりする★

      アルはその申し出に快く身体(鎧)の中から猫を出した。

      「うわぁ〜♪まだ小さいねお前vvv」(

      はアルから受け取った子猫を抱き締めていた。

      「さて、そろそろこのコの里親を探さなくっちゃ★」(アル)

       「もらってくれそうな人とか居るの?」(

      の質問に大きな溜め息を1つつくアル。

      「居ないんだよね・・・心当たりのある人たち全員には聞いたんだけどダメだったし・・・。」(アル)

       「ねぇ、私に心当たりがあるんだけど・・行って見ない?」(

      子猫を片手に抱きアルの腕を軽く引っ張って小首を傾げる

      「本当に?!ありがとう!!」(アル)

      とアルは応接室から出ると一端の自宅へと向かった。

      自宅に着くとは子猫をお風呂場へ連れて行き泥のついた子猫を洗い始めた・・・。

      だがやっぱり猫は水が嫌いらしく、の腕に爪を立て始めた・・・。

      「痛っゴメンね〜、綺麗にしないと貰ってもらえないから我慢してね〜ぇ?」(

      それでも未だに爪を立てる子猫に見兼ねてアルがから子猫を引き離す。

      「子猫は僕が洗っとくからは傷の手当てしてきて★」(アル)

       「エッ?でも・・・」(

      は不安そうな顔をするとアルは悲しげに嘆いた・・・。

      「僕は爪を立てられても痛くも無いし、血も流れないから・・・・。」(アル)

       「・・・わかった・・手当てしてくるね・・・。」(

      は顔を俯かせお風呂場を後にした・・・。

      アルはその後子猫を一通り洗うとドライヤーで乾かしの居る部屋に向かった・・・。

      部屋に入るとは手当てをした手をジッと見詰ていた・・・。

      「、猫洗い終わったよ?」(アル)

       「・・・ねぇアル・・子猫に爪を立てられて本当に痛くないの?血も流れない?」(

      の突然の質問に戸惑うアル・・・。

      「・・痛くないよ?実際に血も出てないし★」(アル)

      明るく振舞うアルに対しは自分の服の裾を握り締めた・・・。

      「私にはアルが痛がってるように見えるし、血も流れてると思う!!」(

      急に大声を上げるを見ると涙を必死に堪えていた・・・。

      「?!」(アル)

      それを見て慌てて手を差し伸べるとはその手をギュウっと抱き締めた・・・。

      「確かにアルは猫に爪立てられても痛くないと思う・・・けど心が痛いと思うの・・

        心は本人が悲しければ涙も血も流してくれる・・・例え外見で分からなくっても、心が暖かい分

          私たちと同じ用に痛みを感じると思うの・・・だから・・寂しいこと言っちゃヤダよぉ・・・」(

      冷たい鎧をの暖かい涙が濡らしていく・・・。

      「(暖かいって実際は感じてなくっても暖かいって分かる・・・コレがが言ってた事。)」(アル)

      心で嘆くとアルはを引き寄せ、抱き締めていた・・・。

      「・・・アル・・///?」(

       「ゴメン・・、泣かせたいわけじゃないんだ・・・

           ありがとう・・が初めてだよ・・・そう言ってくれたの・・・・。」(アル)

      硬い鎧のせいで痛くないように加減しながら抱き締めた・・・。

      「・・・アルが・・アルが好きだから・・だから傷ついて欲しくなかったの///」(

       「・・・僕も大好きだよっ///」(アル)

      自分の気持ちに答えてくれたのが嬉しかったのかは抱き締められていた身体を

      上手く捩じらせアルの方に手を置いてよじ登るようにして頬にチュっと口付けた・・・。

      「ほらっ早く子猫の里親探しに行こ?」(

       「///そうだね★」(アル)

      アルの片手には子猫の入ったバスケット・・・

      もう片方には愛しく、暖かいの手・・・・・。

      この身体でいくら悩んだとしても、きっとこの手が・・・

      このという人の肌の体温と心の温度がきっと導いてくれるから・・・。

      もしもが悩む事になったら僕がきっと支えてあげるから・・・。

      大好きだよ?・・・。

                                 -Fin-

     〜後書き〜
       どうも、無能管理人悠椰です!!
   今回は11111hitキリリクをして下さった美玖様のリクエスト
   だったアルドリです!!お名前は要望がなかったので管理人
   が勝手に決めてしまいました★何かシリアス甘みたいになりましたが
   如何だったでしょう?実は見ての通り初アルドリです☆こんな駄文で
   よろしければ受け取ってください!!感想等はbbsにお願いします!!